QRコード

GS1標準のQRコードには、従来から用いられている方式(GS1 element string シンタックス)でエンコードされたGS1 QRコードと、Webに直接アクセスできる方式のQRコード(GS1 Digital Link URI形式)の二種類があります。
どちらも、GS1アプリケーション識別子を用いて表現しますが、その表現方法やデータの順序が異なります。両方式についての詳細はこちらをご確認ください。

「QRコード」はデンソーウェーブの登録商標です。

1.GS1 QRコードの活用場面

食品原材料分野一般消費財のケース単位での活用が広がっています。日付やロット単位での効率的な在庫管理や、トレーサビリティの確保、トラック待機時間の短縮など、さまざまな効果を得ることが可能です。
また、GTINとURL等を書き込んで、モバイルでさまざまな情報を提供することもできます。

2.QRコード(GS1 Digital Link URI方式)の活用場面

QRコード(GS1 Digital Link URI形式)は主にPOSレジを通す商品での活用が広がっています。消費者のスマートフォンなどで、製品の情報を直接アクセスする場合、従来のGS1 QRコードでは不可能だったWEBへの直接アクセスが可能です。

業務での活用 消費者向けの活用*

一般消費財のケース単位への活用はこちら

POSレジを通す商品での活用はこちら

食品原材料への活用はこちら

GS1 QRコードを活用したURLの表示はこちら

*QRコードにURLを表示し、消費者のスマホで活用する場合は、QRコード(GS1 Digital Link URI形式)を第1選択肢として検討してください。

QRコードにエンコードする情報の形式

  • GS1アプリケーション識別子のルールにしたがって、GTINや賞味期限、ロット番号などの情報を表します。
  • GS1 QRコードはGS1-128シンボルやGS1データマトリックスと同様に、GS1標準バーコードであることを示すFNC1を先頭に置く必要があります。FNC1についての詳細はこちらをご覧ください。
  • QRコード(GS1 Digital Link URI形式)は先頭にリゾルバの所在を表すURLを配置した後、GS1アプリケーション識別子でデータを表現します。

QRコードのサイズ

GS1 QRコード、QRコード(GS1 Digital Link URI形式)共に、使用する環境や表示する商品によって、サイズ(モジュール幅)が設定されています。周囲を取り囲むクワイエットゾーンは上下左右に4Xずつ必要です。詳細はGS1総合仕様書や、ISO/IEC18004、JIS X0510を参照してください。

お問い合わせ先

ソリューション第1部 グロサリー業界グループ
aidc@gs1jp.org