識別コード

GS1識別コード

GS1識別コードは、GS1が定めている国際標準の識別コードです。 商品やサービスを識別するためのJANコードをはじめ、企業や事業所、通い容器や資産の識別など様々な用途に応じた識別コードが定められています。
GS1識別コードは、GS1事業者コードを元に設定します。

識別コード 参考画像1

GS1事業者コードで作成できるGS1識別コード(2019年1月現在)

それぞれのGS1識別コードは、GS1アプリケーション識別子(AI)という数字により区別することができます。AIは2桁から4桁の数字で、例えば(01)であればGTINを意味しています。

GS1識別コード 名称 識別対象の例 AI
GTIN
JANコード集合包装用商品コード等)
Global Trade Item Number
商品識別コード
商品
(単品、中箱、外箱など)
01,02
GLN Global Location Number
企業・事業所識別コード
企業、事業所など 410~415
SSCC Serial Shipping Container Code
出荷梱包シリアル番号
物流、出荷用の輸送用梱包
(パレット)など
00
GRAI Global Returnable Asset Identifier
リターナブル資産識別番号
リターナブルな資産(カゴ台車、折り畳みコンテナ)など 8003
GIAI Global Individual Asset Identifier
資産管理識別番号
企業の資産管理、レンタル・リース品、手術用具など 8004
GSRN Global Service Relation Number
サービス提供者識別番号
サービス受益者識別番号
特定の顧客、患者などへのサービスの提供者およびその利用者 8017
8018
GDTI Global Document Type Identifier
文書識別番号
通関申告書、保険証券など 253
GINC Global Identification Number for Consignment
委託貨物識別番号

積荷、運送委託貨物

401
GSIN Global Shipment Identification Number
出荷識別番号
出荷単位、船荷証券番号 402
GCN Global Coupon Number
クーポン識別番号
クーポン 255
CPID Components/Parts Identification Number
部品・構成品識別番号
部品や商品の一部構成品 8010
GMN Global Model Number
モデル識別番号
製品モデルを識別する番号(EUのヘルスケア規制 Basic UDI-DI(BUDI-DI)で使用することを想定) 8013

GS1識別コードを表示するためのデータキャリア

GS1識別コードを、バーコード電子タグなどのデータキャリアを用いて、商品など識別対象に表示あるいは添付することができます。JANシンボル、ITFシンボル以外のバーシンボルでは、GS1識別コードの先頭に、AIを付けます。
使用できるデータキャリアは、GS1識別コードの種類や識別対象、利用業界、使用環境などにより異なります。実際の使用にあたっては当財団までご相談ください。

識別コード 参考画像2

識別コード 参考画像3

GS1識別コードパンフレット(PDF)