共通取引先コードとは
- 共通取引先コードは、日本国内における企業間取引で利用できる企業および事業所を識別するための6桁(数字のみ)のコードです。
- 受発注、納品、代金決済等の取引伝票やEDIデータの中で利用されます。
- 共通取引先コードの発番管理は
GS1 Japan (一般財団法人流通システム開発センター)が行い、事業者からの申請を受け、コ―ドを貸与いたします。 - 共通取引先コードは、事業所コード(5桁)にチェックデジット(1桁)を加えた6桁の数字で構成され、事業者には当財団より6桁の共通取引先コードが貸与されます。
※チェックデジットとは、コードの入カミスや設定ミスを防止するための数値で、計算方式はモジュラス11による。
- 共通取引先コードはGS1事業者コード※とは別のコードです。
GS1事業者コードの桁数を減らして、共通取引先コードとして利用することはできません。※GS1事業者コードは商品にGTIN(JANコード)を表示するために必要となる国際標準の事業者コードです。
【ご注意】 現在、下記体系のコードは、GLNとしては利用できません。
490+共通取引先コード(6桁)+事業所コード(3桁)+C/D(1桁)
491+共通取引先コード(6桁)+事業所コード(3桁)+C/D(1桁)
共通取引先コードの発番エリア
- 共通取引先コードは、当財団の一元管理のもとに登録申請のあった事業所に、下記発番エリアから貸与されます。
- 一度、貸与された共通取引先コードは、3年毎に更新手続きをお取りいただくことにより、番号は変わらず、継続してご利用いただけます。
- コードを返還された後に新たにコードが必要となった場合は、以前に貸与された共通取引先コードとは別の番号になります。
- 「共通取引先コード」および「専用コード」のチェックデジットの計算方式は、モジュラス11です。
GTIN(JANコード)のチェックデジットの計算方式とは異なります。詳細は当財団ウェブサイトを参照してください。
共通取引先コードの利用について
卸売業・メーカーは、共通取引先コードを採用する小売業との取引には、同じコードで取引することができます。

百貨店では、伝票上の納入事業所コード(口座番号)として利用しています。
