GS1標準と標準化活動

GS1標準

GS1では国際標準の①識別コード(Identify)、②データキャリア(Capture)、③情報の共有手段(Share)を定め、これらを密接に連携して活用することにより、ビジネスプロセス、特にサプライチェーンの効率化を目指しています。

GS1標準を構成する3つの要素

①モノや場所の識別(識別コード)

①モノや場所の識別(識別コード)

②モノやコトの捕捉(データキャリア)

※シンボル見本は実寸法ではありません

②モノやコトの捕捉(データキャリア)

③情報の共有

*EPCIS:EPC Information Services

③情報の共有

「GS1本部のページ/英文」

標準化活動

GS1標準は、 標準策定の仕組みであるGSMP (Global Standards Management Process) での審議を経て承認され、公開されます。ユーザー企業や各国のGS1加盟組織から提出されたGS1標準の新設要求や変更要求をWR(Work Request)と呼び、WRの内容や分野によって検討グループが作られます。 GSMPの原則は①ユーザー主導であること、②ユーザーのビジネスニーズに即していること、③グローバルであること、の3つです。
GSMPには、GS1とIPポリシーを締結した上で、どなたでも参加することができます。IPポリシーとは、標準策定に関与する企業は、当該標準に係る自社の知的財産権について、標準のユーザーにロイヤリティーフリーもしくはRANDでの利用を認めなければならないというものです。

「GS1本部のページ/英文」

GS1 General Specifications (GS1総合仕様書)

GS1識別コードやデータキャリアなどのGS1標準は、GS1 General Specifications (GS1総合仕様書)で定義されています。当財団では、最新(Release 23.0)の英語版(原文)と日本語版を提供しています。

注意事項

「GS1 General Specifications Release 23.0 」英語版(原文)をダウンロードします。(外部リンク)

「GS1 General Specifications Release 22.0 」日本語版を申し込みます。

GS1標準関連ガイドライン

注意事項

GS1標準バーコードベーシックガイド

GS1識別コードやGS1標準バーコードに関する技術的な情報をまとめたガイドです。
バーコード関連機器を製造・販売する企業や、GS1標準バーコードを活用するユーザー向けの基礎的な内容について掲載しています。

「GS1標準バーコードベーシックガイド」をダウンロードします

GS1 Human Readable Interpretation (HRI) Implementation Guideline(GS1目視可能文字(HRI)導入ガイド)

このガイドは、GS1標準バーコードで目視可能文字注(HRI)を表示する方法をわかりやすく説明しています。当財団では、最新版 (Release 1.2) の英語版と、日本語版を提供しています。
注:目視可能文字とは、バーコードの下、横または上に印刷された英数記号を指します。

「GS1 HRI Implementation Guideline」をダウンロードします。(PDF, 947.5KB)

「GS1 HRI Implementation Guideline」の日本語版をダウンロードします。(PDF, 1.0MB)

GS1 DataMatrix Guideline(GS1 データマトリックスガイドライン)

このガイドは、GS1データマトリックスを使用するための概要をまとめています。当財団では、最新版 (Release 2.5.1) の英語版と、日本語版を提供しています。

「GS1 DataMatrix Guideline」をダウンロードします。(PDF, 3.3MB)

「GS1 DataMatrix Guideline」の日本語版をダウンロードします。(PDF, 1.9MB)

GS1商品分類GPC日本語版

GPC(Global Product Classification)は、GS1が管理・開発する商品分類で、商品情報の同期化を行うGDSN上で、商品分類を設定するために開発されました。現在、10以上の言語に翻訳されています。GS1 Japan(流通システム開発センター)では、GPCの全大分類を日本語に翻訳しGS1本部ウエブサイトで公開しています。最近ではOECDの製品リコールポータル(http://globalrecalls.oecd.org/)でもGPCが利用されています。

GPC Browser(GPC各国語版をオンラインで閲覧・検索できるツール)
http://www.gs1.org/gpc/browser