GS1 EPC/RFID標準仕様
EPCglobalネットワークシステムとGS1 EPC/RFID標準仕様
EPCglobalネットワークシステムは、各企業や事業所におけるモノの移動情報を相互に参照(可視化)するためのアーキテクチャです。電子タグの情報をどのように識別(Identify)、取得(Capture)、交換(Exchange)するかという3つの要素で構成されています。長く、安心してかつ便利に使えるように、核となる部分を標準化しています。
具体的には、EPCglobalネットワークを構成する各コンポーネント間のインターフェース仕様について開発を行っています。
EPCミドルウェア
リーダが読み込んだ情報から必要な情報を整理・選択し、既存の社内システムや、EPCIS等の上位アプリケーションに渡す一連のソフトウェア機能です。
EPCIS (EPCInformation Services)
EPCglobalネットワークの核となる要素で、モノの移動に関する情報を取引先間で互いに交換するためのしくみです。
ONS (Object Naming Service)
GS1事業者コードから、EPCIS等のアドレス情報 を提供するしくみです。
ディスカバリ·サービス
EPCISが複数ある場合にEPCをキーとして、EPCIS 等を検索するためのしくみです。
GS1 EPC/RFID標準仕様書(原文/訳文)
GS1 Japan(流通システム開発センター)では、GS1 EPC/RFID標準仕様書の参考日本語訳を提供しています。
- 参考日本語訳の申込はこちら(申込みフォームにジャンプ)
- 原文(英文)の仕様書はこちら(外部サイトへのリンク)
2019年11月現在 GS1 Japan(流通システム開発センター)で提供している参考日本語訳
EPCデータ交換(Exchange)標準仕様
- Certificate Profile v1.0.1
- Pedigree Standard v1.0
- Object Naming Service (ONS) v1.0.1
- EPC Information Services (EPCIS) v1.2
- Core Business Vocabulary (CBV) v1.2.2
EPCデータ取得(Capture)標準仕様
- Application Level Event (ALE) v1.1
- Application Level Event (ALE) v1.1 FAQ
- Reader Management (RM) v1.0
- Low Level Reader Protocol (LLRP) v1.0
EPCデータ識別(Identity)標準仕様
- Tag Data Standard (TDS) v1.12
- Tag Data Translation (TDT) v1.0
- EPC/RFID UHF Air Interface Protocol (Gen2V2) 2.0.0
その他EPC/RFID関連ガイドライン
- Tagged Item Grading: Testing Methodology Guideline
- Tagged Item Grading: Test Configuration Guideline
- Tagged Item Grading: Grade Definitions Guideline